アシナガバチ

- 見た目
- 細身で小型、色は黄色系
体長は~26mm程 - 性格
- おとなしく、無闇には攻撃してこない
- 特徴
- 脚をダラリと伸ばしてフラフラと飛び、小回りが苦手。農作物などにつく害虫をエサとして狩ってくれる益虫
六角形の巣穴が外にむきだしになったシャワーヘッドのような形で、最大でも15cmほどとかなり小規模な巣です。
庭やベランダ、軒下や外壁などの開放的な空間を好みますが、狭い空間に作ることもあります。人の目線より低い位置にあることが多いので注意が必要です。
アシナガバチの活動期間はおよそ半年間で、冬を越せるのは女王蜂のみです。
春に冬眠から目覚めた女王蜂は花の蜜をなめ、この冬眠中に使い果たしてしまったエネルギーを補充します。ある程度体力が回復すると巣作りを開始、巣穴を2~3部屋完成させるとすぐに卵を産みつけ、6月頃には働き蜂が誕生しだします。働き蜂が羽化しだすと巣づくりも活発化し、7月から8月頃には、女王蜂の産卵や働き蜂による活動も本格的になります。
この時期のアシナガバチは攻撃性が最も高くなりますので注意が必要です。8月後半には翌年女王蜂となる新女王蜂やオス蜂が羽化していき、巣営活動を終えます。そのため9月中は巣や木の枝などに群がり、じっとしていることが多くなります。巣上にたくさんの蜂が群がっているため、爆発的に数が増えたように見え驚かれますが、これらのハチは営巣最盛期のように巣を防衛するために攻撃してくることはあまりないため、放置しておいて大丈夫です。
しかし、この時期は攻撃性がピークを向かえたスズメバチが他の蜂の襲撃にやってくるため、近くにいると私たちもスズメバチと遭遇する可能性があるため大変危険です。10月になると新女王蜂はオスバチと交尾をし、その後樹洞や石の陰など寒さをしのげるような越冬場所を求めて移動しはじめます。
時間の経過とともに巣に残った働きバチやオスバチも死亡していなくなるため、冬には巣は空になります。巣は翌年以降に再利用することはありませんが、他の害虫が棲みかとすることも考えられますので、念のため撤去しておくことをお勧めします。しかし、その場所が蜂にとって巣をつくる環境に適した安全な場所である場合、毎年同じような場所に巣をつくられることがあります。その場合はプロの業者に徹底的な除去を依頼しましょう。
小回りが苦手で俊敏性がないなど空中を飛び回るのが得意ではなく、こちらから危害を加えたり巣に近づかない限り攻撃されることのない大人しい蜂です。しかし、アシナガバチの巣は最大でも15センチと小さく、私たちの目線より低い位置にあることが多いため、誤って接触してしまい集団で襲われてしまうケースや、洗濯物に紛れ込んでいるアシナガバチに気がつかず触ってしまう等のケースがよくあるため安心は出来ません。
アシナガバチの巣は外壁などもなく露出しているため、外敵が接近すると巣の上にいるアシナガバチは一斉に反応を示します。外敵がさらに近づいてくるなど巣が危険にさらされていると察知すると、一斉に巣を飛び立ち、腹部を曲げたような姿勢で体全体を細かく振動させ、毒針をちらつかせるなどの威嚇行動をとります。
それでも外敵が近づいた場合には攻撃を開始し、毒針を刺した後は一度飛び立って、体制を整え、再度攻撃を行います。
毒はスズメバチに比べれば弱く、毒そのものによる死亡は稀ですが、一匹で何度も刺すことができるため、二度目以降に起こり易いといわれるアナフィラキシーショックを引き起こす可能性も高くなり大変危険です。攻撃性が弱く農作物などに付く害虫を餌として狩る益虫でもあるため、害がないようならば様子を見て共存することも大切ですが、場合によっては命に関わることにもなりかねないため、大事に至る前に駆除をすることも必要です
アシナガバチは他の蜂同様、香水や飲食物の甘い匂いに引き寄せられてしまいます。ハチの居易い場所に出かける際は身に着けないのが無難です。また、基本的に刺激を与えなければ攻撃的になることはないため、近づかないことが一番の防御方です。
毒針に刺されてしまった場合は、直ちに指で絞りながら水で毒を流して下さい。アシナガバチの毒は唾液と一緒に飲み込んでしまうと刺されたのと同じになってしまうので、口で吸い出すのはやめましょう。その後、傷口を冷やし、抗ヒスタミン軟膏を塗ってください。
アナフィラキシーショックという急性アレルギー症状を起こし、最悪の場合死にいたる危険があります。特に一度刺されたことがある方に起こりやすいため、事前に医師から処方を受けるなど薬を入手しておくと、一時的な症状の緩和が可能です。あくまでも一時的な緩和ですので、その後は必ず医療機関を受診しましょう。刺された経験がなくても呼吸困難や意識障害、全身の腫れなど、刺された箇所以外の異常があった場合はただちに救急車を呼んでください。
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